
介護施設に入所中の92歳の父が、3週間前から下痢や嘔吐を繰り返すようになりました。
当初は「お腹の風邪でしょう」とのことで、おかゆ食で様子を見ていましたが、
食欲は戻らず、今でもご飯は受け付けない様子です。
その間に父の体重は5kgほど落ち、元気もありません。
毎日様子を見に行く私としても、一進一退の状態に心が揺れます。
この記事では、
・高齢親の体調変化の不安
・施設との関わり方
・お金の現実
・子ども側の心の持ち方
について、私自身の経験を通しながらお伝えします。
同じように高齢の親を支えている方の、少しでも励みになれば嬉しいです。
父の体調不良と「老衰」の入り口を感じる日々
父は要介護2。
母は10年前に他界し、兄も脳出血の後遺症で精神疾患があり別施設に入所中。
家族の中で“動けるのは私だけ”という状況です。
施設の方々はよくしてくださっていますが、父は耳が遠く、意思疎通に時間がかかるため、
我慢していることも多いようです。
おかゆ中心の食事が続き、体重は5kg減。
92歳という年齢を考えれば、少しの体調変化が大きく響きます。
“これが老衰の入り口なのかもしれない”
そんな思いが、胸を締めつけます。
施設選びの後悔と「お金」という現実
私が選んだ施設は、決して悪くはありません。
ただ、中庭があったり、レクリエーションが充実した施設を選べば良かったか……
と、今になって思うことがあります。
しかし、そこには金銭面の壁があります。
父の収入は基礎年金のみ。
介護施設利用料や医療費などで、毎月10万円ほど不足し、貯金を取り崩している状態です。
そして、将来的に選択肢は限られてきます。
貯金が尽きたらどうする?老親介護の3つの選択肢
現実的には、この3つのどれかになります。
1.子どもが仕送りする
収入があれば可能ですが、子ども自身の生活もあります。
兄弟の意見が食い違うことも多いです。
2.誰かが引き取り、自宅で介護する
一見「愛情のある選択」のように見えますが、
実際には介護離職・夫婦関係の悪化・心身の疲弊を招くこともあります。
3.生活保護を利用する
抵抗を感じる方もいますが、高齢の単身者が利用することは珍しくありません。
“困ったときに使っていい制度”です。
どれを選ぶにしても、
― 家族内の話し合い
― 介護の線引き
― 子どもの生活
― 親の尊厳
これらを整理していく必要があります。
未来を不安に思いすぎない。今できることは大きく2つ
介護をしていると、どうしても先の不安ばかり考えてしまいます。
私もそうです。
でも最近は、こう考えるようにしています。
① 本業・副業含め「今できる収入源」を持つ
介護費用の負担は大きいですが、逆に言えば
少しでも収入を増やせば、選べる選択肢が広がる
ということでもあります。
まずはお金の勉強を、始めて見るのも良いかもしれません。
私はファイナンシャルプランナー2級なので、お金の知識は少しあります。
でも私たち世代は、お金の事を学校でも社会でも学んで来ませんでした。
少し勉強するだけでも、目から鱗の情報がたくさん有ります。
初心者向けの「お金の勉強」の下記の本がおすすめです。
焦らず、少しずつ収入源を増やしていきたいと思っています。
② 親の昔話を聞く
父は耳が遠いので、会話はゆっくり、短く。
でも、昔話を聞くと父の表情が和らぎます。
「記憶は栄養」という言葉がありますが、
高齢者にとって、
昔のことを思い出す時間=心の支え
になるように感じています。
仲が悪くても、それでも介護は“恩返し”だと思う
「親と仲が悪いから介護しない」という人がいます。
それも選択肢の一つです。
私自身、父とも、亡き母とも仲は良くありませんでした。
無理に仲良くする必要はないし、会いたくなければ会わなくても良いと思っています。
でも私は、【育ててもらった”という事実だけで、介護は恩返し】だと考えています。
介護に正解はありません。
ですが、「自分が一番ラクに続けられる介護」
を選んでいいと思っています。
そして、自分の老後にも備えていきましょう。
今の親の姿は、未来の自分かもしれないからです。
【まとめ】
- 高齢親の体調不良は、子どもにとって大きな不安
- 施設選びには後悔が付きもの
- お金の問題は必ず向き合う必要がある
- でも「今できること」をしていれば、未来は少し軽くなる
- 介護は“好き嫌い”ではなく、“恩返し”でいい
- そして、自分の老後準備も同時に進めていく
同じように老親介護に向き合う方の心が、少しでも軽くなりますように。