
介護施設で療養中の父(92歳)から、今年もひ孫たちへお年玉を用意してもらいました。
受け取るのは、私の孫たち。3ファミリー・7人です。
ただ、父は老衰が進んでいて、
「お正月まで元気でいられるかは分からない」
そんな状態です。
それならせめて、今のうちに「ありがとう」を伝えようと、
ひ孫たちに「お年玉ありがとう」のビデオレターを撮ってもらい、昨日父へ届けました。
ですが、体調には波があり、昨日はビデオを見る元気が残っていないようでした。
お正月までに、それを見てくれる日が来るのかは、正直わかりません。
それでも、やれることはやっておきたい。
それが、今の私の気持ちです。
急に落ちた食欲と、少しずつ近づく「その時」
父は1か月ほど前から急に体調を崩しました。
- 食事量は以前の5分の1ほど
- 食べ始めると、すぐむせてしまう
- ほとんど口を開けない日もあるそうです
担当医の先生からは、
「高血圧や肺の病気など持病はいろいろありますが、
今回の食欲不振の明確な原因は特定できませんでした」
と説明を受けました。
原因がわからないということは、
老衰として静かに体が終わりに向かっている
そう受け止めるしかありません。
「まだ、お迎えに来てくれない」
父は最近、10年前に亡くなった母の夢をよく見るそうです。
「夢の中で母に会うけど、
まだ迎えには来てくれないんだ」
そう話す父の声は、とてもゆっくりで、力がありませんでした。
「あと何日、生きられるのだろう」
そんな考えが、どうしても頭をよぎります。
最後に食べたいものは、アイスクリーム
昨日、父がぽつりと言いました。
「最後の最後に、
アイスクリームをほんの少しだけ食べてみたい」
そう言ったあと、うとうとと眠ってしまいました。
アイスクリームが最後の晩餐になるのだろうか?
満足して、静かに息を引き取るのだろうか。
できることなら、
苦しまず、穏やかに逝ってほしい
ただ、それだけを願っています。
施設の皆さんには、感謝しかありません
介護施設の皆さんには、本当に頭が下がります。
- 食べるかどうかわからなくても、おかゆを毎日用意してくださる
- 下痢や嘔吐にもすぐ対応してくださる
- 表情や呼吸の変化にも気を配ってくださる
「ありがとうございます」では、足りないくらいです。
家での介護だったら、私は優しくいられなかったと思う
正直に言うと、
もし家で介護していたら、
私はこんなに穏やかではいられなかったと思います。
夫への遠慮もあります。
介護保険の範囲内なので、制限がありますし、
介護施設に対して、「もっとこうしてくれたら・・・」と不満を感じる方がいるのも、理解できます。
それでも私が父に対して
「優しい娘」でいられるのは、
一番大変な部分を施設の皆さんが担ってくださっているから。
これは、実際に経験してみて初めて分かったことです。
親の介護が終わったら、次は私たちの番
私たち60代は、
親の介護が終わると、ほっとする間もなく
自分たちの老後が待っています。
できれば、
- 介護施設に入ることになっても
- 子どもたちにお金の心配をさせず
- 「任せて」と言ってもらえる親でいたい
そう思っています。
年金7万円の主婦でも、今からできること
私は、ずっとパート中心の生活でした。
厚生年金を含めても、月7万円ほどです。
このままでは足りない。
だから今、
- 事業
- 副業
- 株式投資
などに少しずつ取り組んでいます。
「子どもたちに迷惑をかけないように」
この気持ちで動いていることが、
今の私の心の安心につながっています。
父に会いに行く日々は、もう少し続きます
父の寿命が尽きるその日まで、
私の毎日の面会は、もう少し続きます。
そして今日は、アイスクリームを買って行きます。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。