60代主婦の終活日記:樹木葬と永代供養の見学に行ってきました【お墓じまいの準備】

※アフィリエイト広告を利用しています

こんにちは。
「しっかり終活」をテーマに日々感じたことを綴っているワインです。

今回は、新聞の折り込み広告で知った「樹木葬と永代供養ができるお寺」へ見学に行ってきました。
実家の先祖代々のお墓をどうするか、そして自分たち夫婦の最期をどう迎えるか——。
60代の今だからこそ、現実的に考え始めた“お墓のこれから”についてお話しします。


目次

兄の病気をきっかけに「お墓のこと」が急に現実になった

実は、兄が脳出血の後遺症で障害を持つようになりました。
そのため、実家のお墓や仏壇の管理は、最終的に私が担うことになりました。

父(92歳)も兄(67歳)も今は介護施設で生活しています。
田舎にある先祖代々のお墓は、私の家から電車で3時間・車で2時間。
もし私が動けなくなったら、お参りできる人がいなくなってしまいます。

「自分が元気なうちに、できることは準備しておこう」
そう思い始めたのが、今回の見学のきっかけでした。


樹木葬ってこんな感じ?実際に見学して驚いたこと

私は「樹木葬=桜の木の下にランダムに埋葬する自然葬」と思っていました。
でも、見学してみると少し違いました。

そこでは、直径20センチほどの筒状の容器に家族の遺骨を納め、その下が土になっていて、ゆっくり自然に還る仕組みになっていました。

つまり、自然葬ではあるけれど「完全に混ざり合うタイプ」ではなく、家族ごとに独立した区画になっているのです。
個別に眠れる安心感はありますが、その分費用は想像よりも高めでした。


夫はまだ「お墓のこと」に実感がない様子

私の夫は次男で、今のところ、自分たちの代でお墓を建てる予定もありません。
私は「樹木葬がいい」「お墓も仏壇もいらない」と考えているのですが、夫はまだピンときていないようです。

子どもたちには「私の事は、時々、ちょっと思い出してくれたらいいよ」と伝えています。
私自身、あまり“子どもに負担をかけたくない”という気持ちが強いのだと思います。

ただ、夫か私、どちらが先に亡くなるかによっても、葬儀や納骨の形は変わります。
親戚を呼ぶのか、家族だけで送るのか——。
そのあたりも、そろそろ夫と話し合っておく時期だと感じました。


今後の予定:他の樹木葬霊園も見学して比較します

今回見学したお寺はとても静かで雰囲気も良かったのですが、費用や管理体制など、他の霊園とも比較してみたいと思います。
近日中に、あと2カ所ほど樹木葬の霊園を見学してみる予定です。

終活は一度に決めなくても大丈夫。
「今の自分が納得できる選択肢」を少しずつ整理していくことが大切だと感じました。


【まとめ】

お墓じまいや永代供養、樹木葬など、選択肢が増えた今だからこそ、
「家族が困らないように」「自分が安心できるように」準備を進めておきたいですね。

見学に行って初めて気づくこともたくさんあります。
パンフレットやネット情報だけではわからない“現場の空気”を感じることが大切だと思いました。

最後までお読み頂き、ありがとうございます。


この記事を書いた人

目次